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ノースフォークへの旅

今週の初めに、ノースフォークを訪れました。自然の豊かなその場所に、エリックとさなえさんのペンションmugen があるからです。

そこに泊まって、さなえさんやアシスタントのクリスティが作ってくれる美味しい食事をご馳走になったり、ヨウさんと一緒に木削りをしたりして、とても楽しい時間を過ごすことができました。

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1日目は、外出はせずに周りの自然を楽しみながら、猫のマイちゃんや犬のクラちゃん、オロちゃん、そしてリオ君と遊び、その後、ベランダで木削りをしました。

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この静かな場所で木を削っていると、何にも囚われない本来の自分が現れてくる気がします。それはきっと、自然の中でまさに自分が自然になれるからだと思います。

何時間かしてお腹が空いた頃に、美味しくてヘルシーな食事が待っていました。この日は、早く起きたせいもあって食後すぐ眠くなり、10時頃には就寝しました。

2日目は、昼食後に湖まで出かけました。一つは、mugen から大体5マイルのところにあるレディンジャー湖で、山の上から見下ろすその景色は広大でとても綺麗です。ずっと眺めていると、自分の心も広く大きくなっていくように思えます。

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もう一つは、マンザニータ湖で、マスやオオクチバスのような魚を釣るのが楽しい場所です。僕たちが行った時には、子供たちが魚釣りをしていたり、水着になって泳いだりしていました。多くの木々に囲まれたその湖は、神秘的にさえ感じられました。

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帰宅後は、再び木削りをしたり、自分のしたいことをしたりでゆっくりと寛いでいました。そんな中、夜も10時頃になって、サンタモニカからエリックがやって来ました。先に着ていた猫や犬たちは、とても嬉しがっていました。

3日目は、朝食を取ってから犬たちを連れてキャスカデル滝に行きました。

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僕たちが着いたときには水嵩がちょうど良くて、滝の傍で水遊びをしたり、日向ぼっこをしたりしていました。

犬たちは、とてもはしゃいで川の中に飛び込んで泳いでいました。木の端を水の中に投げてあげると、皆で競争して取りに行くのです。特に、オロちゃんは、何度でもそれを投げてくれるのを待っていました。

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途中で木削りも始まり、しばらくはその滝の流れる音の中で黙々と木を削りました。何もかも忘れて没頭していたので、自分と自然の境がフッとした瞬間に無くなったりもしました。

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そんな折、突然遠くの方で犬たちの吠える声が聞こえました。散歩に来ていた他の犬たちに、特にリオ君が吠えていたのです。ところが、興奮しすぎたリオ君は、足を滑らせて小さな滝つぼへと落ちてしまいました。

一生懸命這い上がろうとするのですが、その先には急勾配な滝がもう一つ流れていて危ない状況です。エリックが真っ先に彼の傍まで行って無事救い出しましたが、リオ君は恐怖のあまりしばらく震えていました。

そんな冒険もありながら、ロサンゼルスへと戻る予定の時間が迫ってきました。少し遅めの昼食の後、僕とヨウさんは3時半頃にmugen を後にしました。休憩もいれて5時間近くのドライブでしたが、無事こちらに戻ってこれました。

朝、静寂の森の中で瞑想をしたり、夜、満天の星を眺めたりしていると、森や個々の星たちが一つの生命体であるように思える時があります。そして、それらは、より大きな生命体を構成しているように感じられるのです。僕らも、その例外ではありません。

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たまには、自然の中に身を置くのも良いかもしれませんね。

自然、ありがとう。

のぶ
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by studio-mugen | 2009-06-20 09:37 | ペンションNorth Fork  

美味しい夕飯

先週の金曜日、オフィスで仕事を終えた後、エリック・さなえさん宅でご飯を頂きました。エリックが帰宅していて、わざわざ食事を作ってくれたのです。

ダイニングルームに呼ばれたので行ってみると、大きな鍋に具沢山の味噌煮込みうどんが用意されていました。それ以外にも、山芋の千切りの梅風味や牛蒡と蓮根のきんぴらが並んでいました。

早速、テーブルに着いて3人で食事をしました。「いただきます。」を言ってからそれぞれを取り分けて、まず味噌煮込みうどんの御つゆを口にしてみました。

何だか家庭的でホッとする味です。日本の実家で食べているような気分になりました。この時すでに、僕は確信しました。エリックは以前日本人だったに違いないと...

それから、山芋の千切りやきんぴらも頂きました。山芋の千切りは、梅で和えてあって疲れをとってくれそうなおかずでした。きんぴらは、素朴さのなかにも味わい深さを感じさせてくれる一品でした。

食事中に、僕はエリックにこう言いました。「もし、100人がこの料理を食べたら、100人が日本人が作ったって言うと思うんだけど...」

もちろん全て日本食なのですが、それでもその味の微妙なバランス感覚は、日本人として遺伝的に持っているものだったり、日常生活で経験的に培われてきたものだったりするはずです。エリックは、そういった日本人としての感性や美意識を先天的に持っているようです。

Seedに出しているメニューとは全く違う食事をさせてもらって、とても驚いてしまいました。エリックの新たな一面を垣間見たような気がします。彼はまるで、料理のマジシャンです。

久しぶりに、犬たちや猫のいる家族団欒のような食事をすることができました。

感謝。

のぶ

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by studio-mugen | 2009-06-02 02:54 | home food/うちのご飯