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Go Green Expo

1月24日(日)、ダウンタウンのL.A.コンベンション・センターで開催されたGo Green Expoに行ってきました。

ファッション、フード、コスメティック、家電、エネルギーなどライフスタイル全般に関して、様々なブースが出展していました。また、現在活躍しているパネラーによる講演などもあり、とても充実した内容になっていました。

会場に入ってまず目にしたのは、地球をモチーフにした大きな丸いテントでした。その中は、ライブをするための設備が整っていて定期的に演奏が行われ、全体の雰囲気を活気あるものにしていました。

僕が特に関心を持ったブースは、GenGreen LLCとGreen Restaurant Association (GRA)の二つでした。GenGreenは、サスティナブルな生活を促進するための様々なリソースを提供してくれる会社です。ウェブで簡単に情報が得られるので、グリーンな生活の実現が速まります。

一方、GRAは、レストランが環境に貢献していけるような経営方針を示してくれる会社です。また、いかにそのレストランが、サスティナブルなマナーを身に付けているのかを証明してくれるCertificateを発行してくれます。これによって、信頼できるお店であることをお客さんに示すことができるのです。

講演に関しては、キーノート・スピーチのマリエル・ヘミングェイさんの話が面白かったです。ソーラー・エネルギーやハイブリッド・カー以上に、自己内部の意識の変化が同時に社会や自然環境の変化に繋がっていくと彼女は考えています。

また、I‐PhoneやBlackberryのようなモバイル端末によって便利になってはいますが、一方で忙しくなり過ぎている生活を指摘し、もっとスローにそしてコンシャスに(気づきを持って)生きるべきだと語っていました。

今回、このグリーン・エキスポに参加してみて思ったのは、もう一度、このエコ・ブームを捉えなおすべき時期に来ているということです。例えば、講演を聞きに来ている参加者からGreenwashing(上辺だけ環境に取り組んでごまかすこと)についての質問が出たり、パネラーがグリーンを再定義しLive wiselyと訳したりしていました。

このムーブメントは社会全体における大きなチェンジなのですが、今ではその内部で様々なチェンジが起こってきているようです。Seed もこのチェンジに対応しながら、皆さんの心に新しい花が咲くような種を蒔いていきたいと思っています。

最後に、あるパネラーが引用していた環境問題研究家であるポール・ホーケン氏の言葉を記しておきます。

“This is the largest social movement in all human history.”

このエコ・ムーブメントは、我々一人一人の問題でもあります。そして、その一人一人の行動は、他の大勢の人たちに影響を与えます。意識を高めてこの事に皆で取り組んでいきたいものです。

 Nobu
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by studio-mugen | 2009-02-07 03:04 | field trip  

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